World Doors – Politics

「世界の扉」を外側へ開いていくための気づきや視点。政治家の魅力や彼らが世界に与える希望について―独自のまなざしで読み解きます。

神謡 第四章 神なき世界・鎮魂の謡

日本を謡で応援するチャンネル

2025年12月4日

世界平和へ

多くの人たちが昨今、政治に目を向けることが増えたと思う。私もそのひとりであり、特に高市早苗総理大臣の可能性の出るころからは、もう面白くてしかたがない。
まさに、リアルエンターテインメントのようで、高市総理のみならず、すべての政治家がキャラクターとしていい味出しすぎている!
私は、政治にまったく詳しくはない。しかし、私なりの視点で現代、日本、そして世界を見ていこうと思う。

さて、今回はキャラクターといった話ではない。
トランプ大統領の会談、各国の動き、テレビのニュースで語られる不穏な動き。
それに対して、同僚がずっと利用者に語りかけながらつぶやいていた。

「どうする?」「世界戦争だよ」「困ったね」

今回はこのニュースに関連して気になったことを自分の言葉としてまとめたい。

テレビでは、ドイツやフランスの兵役制度についてや、ロシアの動向などが話されていた。
そこで徴兵される人たちはいわゆる『若者』。

なぜ「兵役=若者」になるのだろうか。

① 兵役制度そのものが「若者を対象」に作られた歴史がある
古代から、戦争は「体力と持久力が必要な肉体労働」だった。
そのため、世界中のほぼすべての国が、兵役年齢を 18〜30代 に設定してきた。
つまり…
兵役=若者という枠組みは、昔の“肉体戦争の名残”らしい。
今の戦争がドローン・サイバー中心でも、制度はすぐに変わらない。

② 国家が「労働力人口の中心」を“徴兵対象”にするから
どの国も、「社会を動かすために最低限必要な人数」 を計算する。
そのうえで、徴兵しても社会が止まらない層=若者となる。
たとえば
高齢者 → 体力的に難しい
子ども → もちろん無理
育児・重要インフラ従事者 → なるべく残さなきゃいけない
結果として、一番「動かせる」と国が判断する層が若者 という構造がある。

③ 社会は本能的に「年長者を守り、若者を前に出す」文化を持つ
これは良い・悪いではなく、
群れで生きる動物の生存戦略の名残 。
歴史上ずっと、若者=動きが早く強い、年長者=知恵と指揮、という役割分担があった。
現代ではその役割が本質的には崩れてるのに、制度はそこまで追いついていない。

では、

今は「世界大戦の方向」なのだろうか?

現代の大国は、全面戦争を始められない構造 にある。
理由は3つ:

① 核抑止で“負けた側も一緒に終わる”構造がある
誰も勝てない。
だから「決定的な一線」は越えにくい。

② 経済が複雑に結びつきすぎている
戦争を始める=自国の経済も破滅。
政治家はそこを理解している。

③ 国民が求めているのは「繁栄」であって「支配」ではない
民主国家では、戦争支持は票にならない。
国家は国民の意思を無視できない。

「古い軍事の価値観が崩れ、若者の生き方の自由が強くなる」
それが現代の波の底でゆっくり動いている流れだと舞花は感じている。

10年後の世界は、「強いものが支配する世界」ではなく共振する人が引き寄せ合う世界になっていく。
私はそう願っている。

時代の大きな波の下で、恐れではなく”理解”をすくい上げる人から未来は変わる。
これまで世界は、恐れの中で”自分だけを、自国だけを守る”ために動いてきた。
けれど今は、真実も嘘も隠し通せない。
すべてが丸見えの時代。

だからこそ、この世界の平和を守る力は、ひとりひとりの選択にかかっている。

世界に、どんな姿であってほしいか。それを、私たち自身が考える時が来ている。